空室理由から考える!~デメリットを魅力に変えるポイント 「セキュリティ-が弱い」~前編
近年、単身世帯や共働き世帯の増加により、賃貸人気ランキングの上位にはセキュリティが挙がります。しかし建物全体のセキュリテシステムを採用するには、大掛かりな設備投資が必要となり、構造的に後施工不可能な場合も多いものです。では、この安心安全システムに落とし穴はないのでしょうか?セキュリティの弱い物件は、空室をあきらめるしかないのでしょうか?その点について解説しま…
近年、単身世帯や共働き世帯の増加により、賃貸人気ランキングの上位にはセキュリティが挙がります。しかし建物全体のセキュリテシステムを採用するには、大掛かりな設備投資が必要となり、構造的に後施工不可能な場合も多いものです。では、この安心安全システムに落とし穴はないのでしょうか?セキュリティの弱い物件は、空室をあきらめるしかないのでしょうか?その点について解説しま…
コンパクトなのに広く使える<洗面+トイレ> 前編では3点ユニットをオシャレに使いやすくする提案でした。 次に浴室は別ですが、洗面とトイレが同じ空間にあるという場合。 洗面とトイレを一緒にすることで、壁や建具の開閉スペースが減り、空間が広くなるのと同時にリフォームのコストも削減できます。特に、水廻りの使用が重なる率の低い単身者~DINKSにとって…
空室対策の一つとして、3点ユニットなど洗面化粧台が独立していない物件に頭を悩ませている オーナーさんも多いのではないでしょうか。 物件を探すときに時、特に女性は「洗面台が独立している」ことを条件にする人も多いです。 一方で、水廻りをまとめることで「コンパクトで使いやすい」「居室を広く取れる」という メリットも。 今回は、洗面台が独立…
『設備面での利便性を高める』 前編では自転車にスポットとあてたデメリットをメリットに変える例のご紹介でした。 「駅徒歩10分以上」の物件ですと、帰宅時間が遅くなることを心配される方も多いはず。 人目が多くない分、セキュリティはしっかりした物件であってほしいものです。 そのような場合、やはり安心なのがオートロック設備です。 集合玄関機から…
住宅情報サイトによると、 「引越し経験者に聞いた、物件を決めるときにこだわったポイント」は、 1位が「周辺環境や利便性(治安の良し悪し、商業・公共施設の充実度など)、 2位が「駅からの距離」となっています。 生活をする上で交通の便が良いのは重要なことですから、 「駅徒歩10分以上」の物件となると、物件探しをしている人にとってはデ…
発想の転換で北側の部屋を楽しむ 前回は「色」と「光」の問い入れ方を工夫して部屋を「明るく、暖かく」を中心にいくつかの事例をご紹介しました。 でも、もう少し視点を変えて考えてみる事も必要です。 ヨーロッパでは代々受け継がれてきた家具を修理しながら大切に使うという文化があります。 日当たりの良い南側の部屋では家具が日焼けしてしまう事などから敬…
物件を決める際のチェックポイントの一つに「日当たりの良さ」「南向き」等が挙げられることが多いのはなぜでしょうか。 日当たりの良い部屋は「明るい、暖かい」だけでなく心理的に明るく、前向きな気持ちになるなどの良さがあります。 逆に「暗い部屋」というのは日当たりの悪さから室内に湿気がこもり、冬は寒くて結露が出るなど気分も暗くなりがちです。 今回はそん…
前編では物件をよく見せる仕掛けについてのお話でした。 後編でも部屋の魅力をアップする方法をご紹介します。 まずはカーテン。 部屋の大きな部分を占めるセンスの良いカーテンを使えば、部屋のグレードは一気に上げることができます。 カーテンは引っ越し前の部屋と窓の大きさが違えば使いまわしはきかないのに、できれば引っ越し当日から欲しいもの。その…
家を探すときに誰もがまず目を通すのが不動産チラシ。 お見合いでいえば大事な釣書ですが、たいていの不動産図面には、部屋の配置に畳数もしくは平米数が書き込まれ「ふんふん。ここにトイレとお風呂があってキッチンがあるのね・・・。」と、 まさにそれは記号を含んだ平面の図形。 形の悪い間取りは生活のイメージがわかないまま「なんか細長くない?」 「…
デザインで狭さをカバー 前回は収納を確保しつつ、それ自体を魅せるポイントとすれば入居者に喜ばれるという お話でした。 今回は30㎡未満のワンルームの需要の多くを占める単身者や学生に喜ばれる ポイントについてです。 このターゲットに人気なのはやはり他と違う、特別感や見た目のかっこよさを全面に出した「デザインされた空間」。 一番手…
住宅情報サイトの調査によれば、引越ししたいリアルな理由ランキングの第1位が「狭い」こと。 家賃や駅近など優先条件がある中で30㎡未満でも良しとした物件。 決めた時にはクリアしていた条件のはずなのに、住んでみたら狭い=不満になって、引越しの原因になってしまうようです。 では本当に「狭い」ことだけが不満の原因になるのでしょうか。 そもそも…
昭和レトロ、モロッコ風などコンセプトを明確にして改装 前編では外装や階段の塗分けの色のアクセントで建物が引き立つお話でした。 昼間は何げなく通り過ぎてしまっても、夜になり、明かりが付いて雰囲気の良い建物だなと気付くことってありますよね。 (事例D:昭和レトロな雰囲気の共用廊下) 事例Dは学生街にある築40年の女…
2015年6月、リクシル住宅研究所は賃貸住宅に住む既婚女性を対象に、賃貸住宅への不満に関する調査を行いました。 賃貸住宅を選ぶ必須条件を聞いたところ、 50%の人が充分な水廻り設備ときれいな室内、ベランダ、バルコニーの設置を、 また、30%の人が外壁のきれいさ、20%の人が共同玄関のオートロックと回答。 これらから、室内同様、屋外の建物の美観…
「OSB合板採用で釘打ち可能」 前回は機能性のある壁紙やウォールステッカーやペイント等を使った入居者様「オンリーワン」な部屋作りのアイディアでした。 次にご紹介するのは、壁自体を工夫し、入居者が自由にカスタマイズできる部屋作りです。 壁にレールと可動棚を取りつけ、好きな所に棚を配置する事で、入居者にとって使い勝手のよい部屋作りができます。賃貸は…
ひと昔前の賃貸というと無機質で白い壁、壁に穴を開けたらNG。入居者が物件選びのポイントとして立地・間取り・築年数以外で選ぶとすると、床の色と窓から見える外の景色しかない印象がありました。 しかし最近では入居時に、数種類の壁紙から1面だけアクセントクロスを選び、自分らしい部屋づくりのできる賃貸も。 そこで今回はアクセントクロスだけではなく、もう1歩先を…