素材を知って人気の部屋を作る 美しさと風合いを操る「塗る」技術 ②
100人の女性インテリアコーディネーターIC21です。
DIYから、表装リフォーム、スケルトン・リノベーションまで、内装変更への取り組み方は様々だと思いますが、やはり“人気の賃貸物件をつくりたい”気持ちに変わりはないはず。
そこで、改めて材料とその使い方を知って、保有物件を効果的によみがえらせるための、賃貸内装インテリアのモノ選びのコツを、実例写真を紹介しながら解説します。
人気のホテルライクやカフェスタイルを塗りで表現
事例⑤は、10階建ての賃貸マンション。
外壁から続く白いタイル貼りのエントランスは味気なかったのですが、モルタルのような塗りムラのあるグレーの塗材をセレクトし、タイルの上から施工。
ダークブラウンの木目天井とポストやサインに黒と白を合わせることで、モダンで格好いい、ホテルライクな空間になりました。
事例⑥は、1DK9戸の賃貸アパートの階段ホールを大規模修繕のタイミングで、壁に2色と柱に1色の3色で塗装しなおした実例です。
ネイビー、ホワイト、グレーの組み合わせに、ブラックのサインと白のペンダント照明をプラスし、おしゃれなカフェの雰囲気を演出しました。
「塗り」は、賃貸住戸の内装で使うことは少ないかもしれませんが、物件の顔になる外観やエントランスなどの共用部では非常に効果的に使うことができます。
塗りの風合いと色の組み合わせで、ターゲットになる入居者にピッタリの内装に仕上げてみてください。
実例を紹介しましたが、参考になりますとうれしいです。
IC21では
オーナー様のご要望を最大限に生かして、
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