新生活様式で変わる賃貸＆デキるインテリア 毎日家にいても食事を楽しめるキッチン
100人の女性インテリアコーディネーターIC21です。
「新生活様式で 変わる賃貸＆デキるインテリア」 新型コロナウイルスにより大きく環境が変わり、“新しい生活様式”を求めて人々の暮らしが変わりつつあります。
単なるウイルス対策だけでない、新しい暮らし方ができる住宅を提供していくために原状回復などのタイミングで手を加えられるポイントを紹介していきます。
食器洗い洗浄機を標準装備 家事時短でゆとりある生活
コロナ禍をより快適に過ごすための便利家電として、食器洗い洗浄機の需要が高まっています。
特にファミリータイプでは、在宅時間が増えると同時に、家で食事をとる機会が増え、頻繁に料理を作るので、家事の時間が増えている人も多いはず。
食事作りは調理だけでなく使い終わった食器を洗わなければならない、作業量の多い家事。できるだけ手間を省きたいですよね。
今どきの暮らし方は、洗濯は洗濯機がするように、食器洗いは食器洗い洗浄機に任せれば、家事の手間と時間を減らすことで毎日の暮らしにゆとりが生まれます。
賃貸住宅でも標準装備としておけば、大きな付加価値が加付き、住み手の満足度もアップすることでしょう。さらに、家事の時短だけではなく、水道代の節約に繋がることや、直接洗剤に触れることが無いため手荒れ防止にもなります。 物件探しの条件に、あったら嬉しい設備として、選ぶ人もいます。
そこで賃貸の限られたスペースにおいて、設置する場合の計画のポイントをお伝えします。 まず、食器洗い洗浄機にはビルトイン型と据え置き型があります。
【ビルトイン型】 メリットはキッチンに組み込まれることにより、カウンター上がすっきりとし、据え置き型と比べると音が比較的静かです。 デメリットは本体価格と工事費がかかるためコストがかかります。新築、大規模なリフォーム物件を検討されている方向けになります。
【据え置き型】 メリットは賃貸でも気軽に導入できることや手間やコストもそこまでかからないこと。シンク下は収納として使用できます。 デメリットとしてはカウンター上のスペースが狭くなり、接続のためのホース類が出てきてしまうことがあげられます。小規模リフォームをお考えの方にはこちらがおすすめです。 据え置き型でも薄型タイプや静音機能のついた機種もありますので設置スペースや機能面を考慮した上で選ぶとよいですね。
マグネットボードでレシピを見ながら調理
キッチンをすっきりしたいけれども、必要なおメモやカレンダーなどは目に触れるところに貼りたい、でも冷蔵庫には貼りたくない。これはよく聞くご要望です。そこで参考のようなマグネットボードはいかがでしょうか。
参考：サンワカンパニーの不燃マグボード
画びょうやピンを使わず使用でき、壁に傷をつけず安全です。
不燃化粧ボードになっている商品は、安心してキッチンの壁に使えます。 壁面の好きなところに貼れるメリットや、継ぎ目があまりないので汚れもさっと拭き取れ、お手入れも楽です。
思い出の写真や料理レシピなどを貼れば、キッチンで過ごす時間がウキウキ楽しいものになることでしょう。写真、カレンダーなどを上手くディスプレイして、実際の暮らしを想像してもらうことで心に残る物件になります。
キッチン前の壁面をこだわりの素材に
キッチンを計画する際、コンロ前はシンプルにキッチンパネルにされるか、タイルを貼るかで見た目の印象も変わってきます。
最近ではカフェ風のインテリアに合わせてタイルを貼り、おしゃれにしたいと考える方も増えています。タイルの良さは、何といっても温かみと上質感が一気に加わり気分も上がることです。
事例②カラーキッチンパネル
特にオープン型のキッチンの需要も多くある中、住まいの主役がキッチンになり、見せるキッチンとして細部までこだわりたい人が多いはず。
何か他の物件と違うなと感じるのは、タイルを貼ることによる効果が大きいと思います。それだけの価値がタイルにはあるります。 タイルは目地があるのでお手入れが心配という方は、汚れにくいキッチン専用目地を使用すると、きれいな目地を保つことができます。 タイル貼りのハードルが高い場合は、キチンパネルをアクセントとしてカラーバリエーションの中から選ぶことで、部屋全体のポイントになります。
事例①キッチン前タイル
参考 キッチン前タイル+ﾊﾟﾅｿﾆｯｸの カスタムパーツ
今どきのつり収納「フレームシェルフ」
事例➂のようなフレームシェルフはおしゃれと実用性を兼ねた飾り棚で、トレンド必見アイテムです。 お気に入りの小物や食器、キッチンツールなど飾ると、住まう人のインテリアセンスを心地よく刺激し、楽しくさせます。フレームシェルフなら壁・床はもちろん天井まで、収納物やインテリアにあわせて設置ができます。棚板の高さを調整できる物もあり、置くものによって変えられるので便利です。
事例➂流行りのフレームシェルフ
このようなシェルフは下地補強がないと後付けできないため、あらかじめ想定しておくと、ご要望があった際にも安心です。トレンドアイテムを程よく活用して、内覧でおしゃれな物件だと感じてもらいましょう。 入居者の気持ちをくすぐるようキッチンを魅力UPし物件をアピールしませんか。
IC21では
お客様のご要望を最大限に生かして、
毎日が楽しくなるデザインリフォームを実現。