プチリフォームの”知ってて得する?!”ミニヒント~浴室編☆☆☆
こんにちは! 100人の女性インテリアコーディネーターIC21のIchinoseです。
水廻りプチリフォームのちょこっとアドバイスや、事例を交えながらのエピソードトーク連載
今月は…お掃除&メンテナンス=リラックスにつながるというポイントで浴室についての紹介しています。
リッチな在来浴室でよく見かける、窓から洗面室との境、ドアまでガラス張りの開放感あふれる浴室。確かに、明るく広がりがあり、洗面室までトータルで床材色合わせなど考えればホテルライクなバスルームになりますよね~☆
ただし、忘れてならないのが普段のお手入れのこと。ミラー同様、お風呂上りにガラス部分の水滴を放置してしまうと、水垢やウロコ状の水跡が…! それが重なると全体的に白くもやがかって全体的に汚れて見えてしまいます。ミラーに比べて範囲も広く、ストレスの種になりかねません。
以前知り合ったお客様は、ビルの窓清掃の人が使っているようなゴム製の水切りのようなもので、ふろ上がりにキレイにして…冬場はそれで体が冷えてしまった(つд⊂)と話してらっしゃいました。一般家庭の主婦としては、家族全体がキレイ好きで一人の人に負担がかからなかったり、業者クリーニングを使いやすいなどの環境で、取り入れていただきたいと思ってしまします。
次に、ユニットバスのドアといえば、強化ガラスもありますが一般的にくもりがかかった樹脂パネルが多く使われていると思います。
形は折戸、開き戸、最近では引戸(3枚戸)などもあります。賃貸物件や浴室のサイズが小さめだと、折戸の方がデッドスペースが少ないということで需要がありますが、可能であればなるべく開き戸をお薦めします。折戸は開閉時の力のかけ方によっては壊れやすく、また、パッキンを使う切り替え部分なども多いので掃除の面でも気になります。
そして、開き戸の場合は扉にタオル掛けが付けられます(元々付属されているメーカーもあるかもしれません)。このタオル掛け、規格ドア寸法の幅60cmを考えると、バスタオルがちゃんとかけられるのです。1回使ったら洗濯するものだとしても、すぐに洗濯機を回さないのであれあば、少しでも湿気をとっておきたいもので、洗面脱衣の邪魔にならず、壁を使わず大きなタオル掛けがあるというのはとても便利ですね☆
次に窓。換気扇がついていても、戸建はもちろんマンション角部屋などには浴室窓があり、通風換気が良いとされていますが、最近の換気扇は除菌効果があったり精度がよくなっているので窓いらず…なんて話も聞きます。窓の必要性は、それぞれの浴室での過ごし方もあるものでしょうが、防犯性を考えて引違いの窓ではなくルーバータイプを取りいれる方もいると思います。こちらもどのタイプかはお好みによると思うのですが、少し前マンションにお住まいで、ユニットバスのリフォームを行ったお客様のお話です。
それ以前からルーバータイプの窓の調子が悪くて、すき間風やほこりが入ってくるのでルーバーではない窓に変えたい…と。ただ、そちらは共用部にあたるので勝手には変えられず、このハンドルが廃盤品で交換もできませんでした。このお宅は結局、設備屋さんがついでに調整してくれたことで、ほぼ完全に閉まった状態になったのですが、もう、開閉はしないことにしましょう、となりました。もちろん性能の良いバス乾(浴室換気乾燥機)を取り付けて…。
この一件で清掃性はもちろん、その後のメンテナンス、廃盤や交換などを見越したモノ選びは必要だと痛感しました。
さて、今月は3週間にわたって、浴室のメンテに関わることをつらつらと書いてきましたが、、、
本当は、除菌効果もあるという浴室換気乾燥機や、室内干し派のための浴室物干しについて、温かくて掃除がしやすい床、手摺とシャワースライディングバーの違いなど、色々とお伝えしたいことはいっぱい。
ただし、機能性については、最初にも書きましたように、本当に日進月歩で開発が進んでいますので、各設備メーカーのショールームで是非説明をしてもらってください。
そしてその機能が、本当に自分(たち)に必要かどうかも、オプション追加金額とにらめっこしながら、後悔の無いように決められると良いですね☆
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