プチリフォームの”知ってて得する?!”ミニヒント~洗面編☆☆☆
こんにちは! 100人の女性インテリアコーディネーターIC21のIchinoseです。
今回は、一般的な住宅?の洗面所に多い【洗濯機置き場と収納】についてです。
海外ではキッチンの並びに洗濯機が置かれている住宅もよく見られ、日本でも最近では、ランドリールームや家事室などを設けて洗濯機を置く方もいらっしゃると思います。とはいえ、まだまだ洗濯機置き場が洗面所にあるおウチは多いと思います。 入浴前に脱いだ衣類をそのまま洗濯機に…という流れが、スムーズだったりするからですかね。
そう考えると、よくある日本の洗面所って、広さの割に役割が多いんです!
文字通り洗面・歯磨きなどをする場所、というだけでなく、浴室からつながる脱衣所でもあり、洗濯室を兼ねていたり、メイクをしたり、入浴後の下着やパジャマも個室ではなく洗面所に収納しているというお宅もあるでしょう。
さてさて本題に戻ると、、、洗濯機が洗面所にあるだけでも、その容姿から一気に生活感が出てしまう洗面所。さらに、洗濯をする場に必要な洗剤や柔軟剤、洗濯ばさみやハンガーなど、細々とした雑貨が溢れて雑多なイメージになりがちです。というわけで、リフォームをするのであれば、収納造りは是非ぜひ検討してみてください。後で何か収納家具を置けばいいかな…というのは、もったい話なのです。
壁の中の柱の厚み分やPS(パイプスペース)の余白など、無いと思っていた壁の中に隙間はあったりするもので、そこをニッチという形で収納にできたりするので間取変更など壁をいじるリフォームの時は業者さんに相談してみましょう。
また、後から市販品を取付けようと思っていても、吊戸を施工する下地(ビスがしっかり固定できる芯材のようなもの)がないと取り付けられないということもあるので、リフォームの際には、事前に打合せをしておきたいものです。最近では、洗濯機の左右に支柱をたてるような置き型の洗濯機上収納も多く市販されていますが、洗濯機と壁や洗面所の間が狭くて、置きたい物の脚が入らなかったり、洗濯中の振動が収納に伝わりモノが落ちたり音がうるさかったりする…という話をよく聞きます。
ちなみに、最近の吊戸には上記のように、収納の下にハンガーをかけたりできるポールが付いているものなどもあり「ランドリー収納」という形で市販されていますね。
着脱式物干しポール
さらには、洗濯機のそばには物干しポールがあると、洗濯機から出してその場で干すことができます。ただ、狭い洗面所にそんなものを固定してしまったら邪魔でしょうがない…ということで、天井内に折り畳んで収納できたり、着脱式の物干しポールセットなどが様々市販されています。これらも、天井下地が必要なものが多いので、リフォームの際に検討したいですね。
清潔で機能的な水廻りをつくるには、その場にあった収納をきちんと考えることから始まります。
今回は、役割の多い洗面所で、特に洗濯機廻りの収納について、リフォームの時にちょこっと気にしてほしいことをご紹介してみました。
ドラム式洗濯機なのか縦型なのか、使えるスペースは様々ですが、すっきりキレイで使いやすい洗面所を実現してくださいね。
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