実例に見る!内覧者にピンとくるデザイン ~賃貸リフォームデザインのポイント~「発想の転換、入居者層を変えるデザイン」~外装・共用部 ~ポイント&オーナーズボイス編
IC21のKobayashiです。
今回は賃貸リフォームのデザインのポイント紹介シリーズ。
「発想の転換、入居者層を変えるデザイン~外装・共用部」の後編に続き
「魅せるポイント」や、オーナー様の声をお伝えします。
今回物件のコンセプトは
“「テナント付き3階建てマンション”
[ こだわりの魅せるポイント]
デッドスペースを照明+α効果で魅力ある空間に
入口扉を入ってすぐにポストがあり、
階段下の狭い部分はデッドスペースに。
掃除もしにくく、
開けっ放しになる時間も多かったことから、
まめに掃除をしても、新聞やチラシ、
ほこりなどのごみが散乱しがちでした。
そこで思い切ってポストは扉の外へ出し、
海外の街路に立つ道案内風のオブジェを固定、
壁にはオレンジ色の街路灯風な照明を、
床には外から繋がるモノトーンのタイルを敷き、
カフェのようなエントランスを演出しました。
続いて[Owner’s Voice]をご紹介***
空室が出るたびに和室を洋室にリフォームしてきましたが、
新しい方が内覧に来ても中々決まらず。
入ったとしても定着せず、
どこまで修繕していいのか、相談したところ、
せっかく大規模修繕で塗り替えるなら、
全体のイメージをワンランク上げて
家賃を上げませんか?との提案が。
なるべくコストは抑え古くなったところを徐々に修繕して、、、
程度に考えていたので、
賃料アップなんて想定外の答えに
最初はびっくりしました。
その後、時間をかけて話を聞き、
提案書を見ているうちにイメージが膨らみ、
いける!と確信しました。
さほど費用をかけなくても、
ちょっと手を加えるだけで、
全く別の空間になったのには驚きでした。
室内はもちろんですが、
今の時代エントランスの印象や
セキュリティ対策はとても重要なポイントですね。
結果、入居者層も徐々に変わり、
家賃アップしても、
空室なしで大満足しています!
次回の賃貸リフォームのデザインのポイント紹介シリーズの回でも
内装・間取り編として和室から洋室に変える際の工夫や、
収納の活かし方など一緒に見ていきたいと思います。
***
IC21では
オーナー様のご要望を最大限に生かして、
予算にあった「差別化できる」リフォームを実現。
リフォーム・リノベーションについても