注目される賃貸スタイル シェアハウス
100人の女性インテリアコーディネーターのIC21です。
第3回 シェアハウス
「シェアハウス」というワードを検索する人は平均して29歳というデータがあります。
単に家賃が安いからという理由だけではなく、趣味や異業種同志のコミュニケーションなど、人との交流を求めたり、賃貸住宅には無い設備の良さやコンセプトに魅力を感じて住む事が多いよう。
シェアハウスだからできるインテリアの工夫について考えてみましょう。
まずは、立地やターゲットに合わせた“コンセプトのあるシェアハウス”について。
例えばワインや自転車をコンセプトに、ワイン専用のセラーを設置し、ワインバー風の色や素材を使って店舗のようにデザインする。
自転車メンテナンス専用のフロアや、自転車を眺めながら過ごす事のできる間取りにするなど、独自のコンセプトに添ったデザインができあがり、住み手にとって機能的な空間になります。
他にも、年齢・性別で的を絞ってみるのもひとつ。
例えば女性専用シェアハウスなら美容家電を取り揃えて、”ホームエステができるシェアハウス“が喜ばれるでしょう。
男性なら”トレーニングルーム“もいいですね。趣味とまではいかないけれど、同じ興味を持つというのは同じ家をシェアするのにはとっつきやすいのではないでしょうか。
ただ住むだけではない、付加価値がポイントになります。
次に、シェアハウスでは設備を共有するので、動線やサイズが重要です。
たとえばキッチン。利用者が多いピーク時に入居者同士が並んで調理でき、ストレスの無い動線計画が必要になります。三角形に並んだ通常のコンロではなく、多少コストがかかっても3口が一列に並んだコンロを選ぶと使いやすくなりますね。同じく、利用者が同時でも混雑しない2ボウルの洗面所もシェアハウスならでは。
ホテルやカフェのようなデザインを取り入れて、入居者の日常を非日常に演出できます。 同じ家賃を払うなら、設備が充実していて、何か付加価値があるものを。
流行に敏感なヤングシングル世代には、付加価値のある“シェアハウス”をアピールしましょう。
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