IC21のブログ

2024/12/04

注目される賃貸スタイル ペットOK!賃貸物件 ~犬~

100人の女性インテリアコーディネーターのIC21です。

第2回 ペット可賃貸 ~犬~

現在犬の飼育頭数は減少傾向にありますが、犬猫飼育実態調査の結果をみると、今後の飼育意向率は、犬23.2%、猫16.0%と、犬を飼いたい!と思う人はまだ多いよう。

“犬OK賃貸”物件は、空室改善のキーになりそうですので、物件づくりのコツを考えてみましょう。

犬を飼う人の住居の悩み1位は犬の足腰に負担のかかる床・段差、2位はニオイ、3位は壁や床などの傷・汚れ、4位は無駄吠え。(ワンオンワン調べ)

これらの悩みを解消してくれる内装材は“ペット用”として数多く発売されています。

犬の足腰に負担の少ない“滑りにくい床”であることが、室内犬に多い股関節症を防ぐポイント。 また、新しい環境でのストレスによるマーキングによる汚れや体臭などのニオイも、気にしておきたいトコロです。

退去時の張替えコストも考えると、床材にはクッションフロアーやカーペットタイルが、壁材には消臭効果があり、尿などの汚れも拭き取りやすいビニルクロスが適しているといえるでしょう。

また、犬には無駄吠えもよくある行為。 オーナーにとって、汚れやニオイは建材などでカバーできても、無駄吠えによる近隣からの苦情は大問題です。

そもそも無駄吠えは、欲求不満や恐怖、縄張り意識などから起こるもの。

犬の祖先はオオカミですので、洞穴のような囲まれた空間が落ち着くそうです。

 

僕専用の休憩所

 

お留守番の間、じっと寝ていられる洞穴のようなスペース、例えば収納下部だけを犬のベッドスペースとして作る、というのも“犬OK賃貸”物件としてプラスになるのでは?

また防音のためのインナーサッシ取付や防音壁も効果ありと言えるでしょう。

散歩に適した公園が近くにあれば、犬の欲求不満も解消でき、犬OK賃貸としてプラスに。

物件に足洗い場がついていて、玄関横にはちょっと犬をつないでおけるリードフックや、お散歩グッズが収納できれば、これはもう犬と一緒に住める“ペット共生型物件”と言えるでしょう。

C21では

オーナー様のご要望を最大限に生かして、

予算にあった「差別化できる」リフォームを実現。

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