注目される賃貸スタイル ペットOK!賃貸物件 ~猫~
100人の女性インテリアコーディネーターのIC21です。
第1回 ペット可賃貸 ~猫~
近年、ペット可どころかペット大歓迎とばかりに内装にこだわる物件も増えています。
中でも空前の猫ブーム冷めやらぬ中「猫OK賃貸」という検索ワードもあるぐらいです。
では、猫と暮らす賃貸物件の内装のコツとは?
猫といえば爪研ぎが一番の問題に挙げられますが、尿やスプレー(マーキング)行為による悪臭もかなり気になるもの。
これらの問題点には、ビニールクロスの選定がカギになります。
機能性クロスといって消臭効果や傷に強いもの等があり、色柄の幅も増えています。
腰高辺りで切り替えて、上部に消臭、下部に傷防止クロスを貼ると、機能的且つデザイン性もアップ。
他にも、簡単に貼って剥がせるクロス等を足元に貼ればメンテナンスも安価です。
床材についても、傷に強い「ペット用フローリング」等がありますが、その滑りやすさが猫の脚に悪かったり、退去後に臭い残りや傷等で張替える際、高額になってしまいます。
そこでお勧めしたいのがタイルカーペット。
ペット用商品として、毛先が輪っかになっておらず爪が引掛りにくいものや消臭効果付き商品もあります。
約50cm角のタイル状カーペットをデザインして貼る(既存床に置く)ことができ、毛玉吐き等で汚れたら1枚だけ洗ったり交換できるので、リフォームの際に多めにとり入居者に残してあげましょう。
猫の毛は細くて掃除機泣かせと言われるので、こまめにコロコロ(粘着クリーナー)をした方が清潔というメリットもあります。
最後に、猫は高い場所を好む為、キャットウォークがあると狭い空間でも運動不足解消、好奇心も満たされます。 その際、可動棚&レールで位置替え自由にしておけば飾り棚としても活用できます。
また、キャットウォークは窓の近くに作ると鳥等の動くものを見たり、日向ぼっこができストレスがさらに軽減されます。
猫も入居者も暮らしやすくオシャレに、メンテナンス性もよい内装の工夫+POPによる機能紹介も忘れずにアピールしたいものです。
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