第一印象が肝心! 12のインテリアスタイル ハードモダン
100人の女性インテリアコーディネーターのIC21です。
第12回 ハードモダン スタイル
モダンなインテリアといえば、現代的で都会的、スタイリッシュな空間がすぐに浮かぶことでしょう。
さらにハードモダンとなると、無機質で硬い素材、重厚感のある無彩色調、直線的・機能的なデザインが求められます。
余分な装飾や無駄のない「大人のカッコイイ」インテリアは、30代男性を中心に人気のあるテイストです。
まずは色。「○○(和・ナチュラル等が付く)モダン」と違うのは、徹底的にモノトーンにこだわることです。
白を基調にスッキリまとめた「シンプルモダン」という言葉もよく耳にしますが、ハードモダンは黒や濃いグレーの比重を多くすることで違いが出せます。
素材では、冷たい中にも存在感のあるコンクリートや石材が最適です。
コストの兼合いもありますが、壁だけでなく天井も打ちっ放しコンクリートにするとインパクト絶大。
コストを抑えるなら、打ちっ放し風や暗い色のクロスを使うのも一つの方法です。
併せて、配管や照明器具(ダクトレール+スポットライト)などをむき出しにすると、インダストリアルなイメージで統一できます。
そうすることで、配管スペースが不要になり天井が高くなるので、重い色味の天井材でも圧迫感が軽減されます。
床材もやはり石材やタイル(フロアタイル)、フローリング材であれば明度・彩度ともに抑えた色味の相性が良いです。
設備では、ステンレス製キッチンがお勧めです。 天板やレンジフードだけでなく、フロアユニットもステンレスフレームにするなど、できるだけ生活感を払拭しましょう。
また、キッチン前やアクセント壁に黒タイル等を貼ると、小さなスペースでも男心をくすぐる演出が可能です。
さらに取手や水栓、タオル掛け等アクセサリーは、シルバーやメタリックといった無機質な素材と直線的なデザインでまとめましょう。
シンプルな中にも重厚感のあるハードモダンな空間は、家具や小物がなくても魅力が伝わりやすい、賃貸物件向けのインテリアテイストだとは思いませんか?
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