第一印象が肝心! 12のインテリアスタイル ラグジュアリーモダン編
100人の女性インテリアコーディネーターのIC21です。
第11回 ラグジュアリーモダン スタイル
高級感があり都会的な空気を感じられるラグジュアリーモダンスタイル。
30~50代の成熟した働く女性に根強く支持されています。
近年、癒しを求める女性向けの週末ホテル泊の企画が人気を博しておりますが、都心の高級ホテルで得られるリラックス感は格別ということなのでしょう。
非日常的で満ち足りたこの空間こそが、ラグジュアリーモダンの象徴と言えます。
家具調度品は、重厚感のあるものを選定し落ち着いた高級感を演出しましょう。
また、これらの家具を引き立たせるには、ある程度の空間の広さが必要ですので、高級賃貸物件向けのスタイルであると言えるかもしれません。
内装材も厳選された良質の素材を採用したいものです。
水回りには大理石調の床材や鏡面の扉材など、きらめき感、艶感のある素材がよいでしょう。
床や建具などの色味はダーク系がお勧めです。同じ素材でも明るめのものより高級な印象を与えます。
ターゲットがハッキリしていれば、ややコストのかかる改装でも、良質な入居者に永く住んでいただける優良賃貸物件として費用対効果を望めるのではないでしょうか。
雰囲気作りには照明器具選びも大切です。
間接照明を取り入れるとより効果的ですが、大掛かりになりコストも嵩みますので、フロアスタンドなど複数の明かりを併用したり、ピクチャーレールとユニバーサルダウンライト(照らす向きを調整できる)で壁を照らして光を反射させたり、鏡や絵画を飾れるようにしておくと高級感もアップします。
家具が主役になりますので、内装の無駄な色使いは排除しますが、マゼンダピンクや渋めのパープルなどの円熟した色味、ダマスク模様などぴったりマッチするものもあります。
こだわりの家具がある入居者向けに、好みの色柄のアクセントクロスを選んでいただけるようなサービスも、他物件との差別化として効果的ではないでしょうか。
IC21では
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