第一印象が肝心! 12のインテリアスタイル カントリースタイル編
100人の女性インテリアコーディネーターのIC21です。
第6回 カントリースタイル
流行にとらわれず根強い人気がある「カントリースタイル」。
インテリアショップなどでもカントリー調の小物ディスプレイはよく見かけるのではないでしょうか。
カントリーとは欧米のカントリーサイドのような素朴な温かみのある空間のイメージ。
細かいテイストの違いで「ブリティッシュ」、「アメリカン」、「フレンチ」といった異なるカントリースタイルを演出することができます。
カントリースタイルの基本は、少し粗い質感の『白』や『アイボリー』の壁に自然素材の『ライトブラウン』系の床材。
アメリカンカントリーにはオイルを施したパイン材が好んで使われます。
家具や小物で表現することが多いカントリースタイルですが、賃貸の空き部屋内覧の際は、水まわり設備や小物アクセサリーに目を向けてみましょう。
キッチン前を温かみのあるタイル仕上げにしたり、木製便座カバーや陶器のスイッチプレートに交換したりするのも雰囲気づくりの良いアイデアでしょう。
コーディネートのいいスパイスになるのが、昔ながらの味わいを出せるシャビーな質感のアンティークペイント。
最近は新品に敢えてペイントを施して、使い込まれた風合いを楽しむDIYが20~30代の若者に人気です。
室内建具や収納扉などもアンティークな雰囲気が出てカントリー好きの内覧者の目を引くことでしょう。
また木製ドアの装飾や棚受け金具、鉄格子など、木×アイアンはカントリースタイルの定番中の定番です。
オープンタイプのウォールシェルフの棚板は古材のリメイクなどでもいい味が出せるので、築年数の経った賃貸住宅にはおすすめです。
アイアンのデザインによりすっきり見せたり、重厚感を演出したりすることもできます。
内覧時の工夫として、温かみのある雑貨を取り入れ雰囲気を統一するとよいでしょう。
ハンドメイド小物、パッチワーク調のマット・ラグ・マルチカバーなどは、赤ちゃんのいるご家庭にも好まれます。
他物件との差別化にも繋がり、内覧者の心に残ることでしょう。
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