第一印象が肝心! 12のインテリアスタイル 昭和レトロテイスト編
100人の女性インテリアコーディネーターのIC21です。
第5回 昭和レトロ
テイスト 老朽化が進み空室が目立ってきてしまっている築30年以上の物件に、頭を抱えていらっしゃるオーナーも多いのではないでしょうか。
そんな皆様にご紹介したいのが、懐かしい気分にさせてくれる“昭和レトロテイスト”の空間です。
今回は修繕費を最低限に抑えながら、今だから魅力的に映る、昭和レトロインテリアへ部屋を変身させるコツをご紹介致します。
昭和のアパートと言えば、真壁仕様の柱や長押むき出しの和室に板張りの天井。台所やトイレは、丸などのモザイクタイル仕上げで、それが古さを象徴していましたよね。
しかし現代では、それこそが昭和レトロな雰囲気を醸し出すとても魅力的な素材!
わざわざエイジング加工を施して、経年変化したように見せるインテリアが流行しているほどです。
ぜひともそのタイルは残して活かし、床や壁はその雰囲気に合うラスティックな素材感のある材料を選び、設備機器だけを交換しましょう。
狭い空間と経年の深い味わいを武器にひと工夫すれば、新築の賃貸物件に引けを取らない、20~30代の単身者に人気の物件となるでしょう。
タイルがなくても、壁紙を大胆にカラーコーディネートするだけで印象はかなり変わります。
洗面やトイレなどの狭い空間は、トーンを落とした色合いのクロスやレトロ感を演出するような柄クロスを使用することで世界観がひろがり、インテリア性がぐんとアップします。
また、古めかしい和室の襖紙や床の間を日本の伝統色(和色)に変えるだけでもかなり印象は変わります。
襖は取り外してオープンにし、見せる収納にすることも可能です。
照明器具はペンダントを採用すると、よりレトロな雰囲気が際立ち魅力的に感じられることでしょう。
IC21では
オーナー様のご要望を最大限に生かして、
予算にあった「差別化できる」リフォームを実現。
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