IC21のブログ

2024/09/04

第一印象が肝心! 12のインテリアスタイル 和モダン編

100人の女性インテリアコーディネーターのIC21です。

第2回 和モダン

いつのまにか定着してきたインテリアスタイル「和モダン」。

今や人気のインテリアスタイルです。

室町時代から近世初頭にかけて成立した日本の住宅様式「書院造」との違いは、

畳や障子、自然素材といった和室のイメージを残しつつも、その中にシャープで凛とした意匠を凝らし、モダンな印象に仕立て上げているところでしょう。

和モダンスタイルの賃貸物件でターゲットとなるのは、日本文化をこよなく愛している外国人や、日本人であればご年配の方、30代ファミリーなどにもお勧めですね。

和モダンを象徴するホワイト×ダークブラウン

和モダンな部屋を作る場合、ホワイト×ダークブラウンを基調の色として使うと、それらしい雰囲気になります。

事例では、白いクロスに明るいナチュラル色の床材を使っていますが、格子、下足入、木枠をダークブラウンにすることで、ぐっと空間を引き締め、和モダンな印象に仕上げています。

ここでのポイントはパーティションの格子。

実はこれ築40年のこの物件にあったもので、色を塗り変えただけです。

日本的なデザインの象徴の格子をちょっと変えただけで、オシャレな和モダン物件に仕上がりました。

和モダンスタイルには、市松張りの縁なし半帖畳もオススメ。

 

縁なし半帖畳

 

  畳の部屋は、ご年配の世帯、小さなお子様のいる30代ファミリー世帯に大変人気があります。

配管の関係で段差が生じる空間を、畳の小上がりにするのも良いでしょう。

小上がりスペースの下を引出しにすれば、収納も増え、一石二鳥です。

ターゲットが外国人ならば、キッチンのカウンター高を900mmにしましょう。

大柄な人でも、腰をかがめずに調理することができます。

また、湯船につかる習慣のない外国人向けに、思い切って浴槽を取り払い、シャワーだけの浴室にするのもよいでしょう。

 

和室

外国人に人気がある純和風空間

 

昭和の風情を色濃く残す物件であれば、古式ゆかしい欄間など和室の意匠を敢えてそのまま残し、襖紙を少しモダンな柄にすれば、和モダンになります。

日本好きの外国人の目に非常に魅力的に映ること間違いなし!です。  

 

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