照明計画をたてる
100人の女性インテリアコーディネーターのIC21です。
今、賃貸に求められる部屋はコレ。~照明の不満を探る~
『賃貸物件に、照明がついてきちゃってて・・・・』
そんな残念なコメントはもう言わせません。
賃貸の照明と言えば「天井に丸くてシンプルな照明が1つ」とイメージされる方も多いと思います。
万人受けはしますが、明かりを提供するだけの存在感のない器具になり、お部屋の印象が無難になるのは否めません。
そこで一工夫。 お部屋のアクセントになる照明器具を選んであげるだけで、空間がぐっと魅力的になります。
3つの事例をみてみましょう。
1つ目は北欧風のペンダントライトをアクセントにしたお部屋。
電球が直接目に触れる器具ではなく、シェードから光の漏れるデザインなので、空間全体が柔らかい印象になりますね。
2つ目はスポットライトを取り付けたお部屋。
先ほどとは対照的に、光にメリハリのある器具なので、シャープな印象になります。
3つ目は、フレンチシックな寝室にアイアンペンダントを取り付けたお部屋。
入居者へのアンケートでは、この照明が可愛かった!と言ってもらえるほどの特徴となりました。
このように照明器具だけでも、部屋の雰囲気がガラっと変わります。
印象に残る器具選びは大切ですね。 次に器具選びの注意点。 最も大事なことは、十分な明るさが確保できるのかです。
あかりの適用畳数は、日本照明工業会(JLMA)にて基準が規格化されているので、 確認すると良いでしょう。
せっかく部屋の顔となる素敵な器具をつけても明るさが足りないと、陰気な雰囲気になってしまい、内覧者への印象も悪くなります。
また、JIS照度基準には部屋の用途によって必要な照度を定めてあります。
勉強や読書をする部屋は明るめで、寝室はそこまでの明るさは必要とされません。
賃貸物件では、部屋の用途は入居者によって異なるため、一般的な適用畳数を守るとよいでしょう。
部屋の用途を限定した賃貸をつくるのであれば、その用途に適した照明計画をするのも良いですね。
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