ターゲット別住まい造りのコツ ルームシェア
100人の女性インテリアコーディネーターのIC21です。
前回に続いて、今回も、一人暮らし について。
~姉妹、兄弟で仲良く住める物件づくり~
“部屋をシェアする“のは、やはり姉妹や兄弟が多いのではないでしょうか。
”一つの物件で各々の空間と時間も大切にしながら複数人で住む“ 今回はそんなライフスタイルにおすすめの物件の作り方をご紹介します。
姉妹や兄弟で部屋をシェアするということは、お互いの家賃負担を軽減しつつ、広い居住空間を確保したい!そんな思惑があるのは当然です。
つまりDINKSや恋人とはまた違い、広いワンルームではなく、お互いの個室を確保しつつ共有のリビングダイニングがある2DKや2LDK以上が住みやすいでしょう。
「振り分けタイプ」と呼ばれる、リビングやダイニングを中心に双方の個室に入ることのできる間取りが理想的です。
物件によっては、2DKで個室が二つ以上あっても、一方の個室に入るには、もう一方の個室を通らなくてはならない間取りもあり、これでは完全なプライベート空間を確保するのは難しいでしょう。
個々の部屋は、コンセプトをもとにアクセントクロスを貼って色や柄で特徴付けると、グッと“自分の部屋”感が増します。
個々に収納スペースがあるのが理想的ですが、難しいようであれば、既製家具を置くのも一つの方法です。
インテリアの雰囲気づくりにもなりますし、部屋の広さ表示はそのままで収納を確保できるのも魅力です。
朝や夜の活動時間を考えると、バス・トイレ・洗面は、それぞれ別空間であって欲しいところ。
また、共同生活で問題となるのが、掃除や炊事。 姉妹・兄弟といえども、役割分担とルールを決めて住むのが仲良く暮らす秘訣です。
LDスペースにコルクなどのコミュニケーションボードを用意し、役割分担のメモをはるなど活用してもらいましょう。
画鋲やマグネットが使える掲示板用クロスをLDの一面の壁に貼ってアクセント壁とするのも一つの方法ですね。
一緒にくつろげるリビング空間があると、お互いを気にし合って暮らせることから、地方の親も安心できる要素になりそうですね。
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