ターゲット別住まい造りのコツ こだわりのワンルーム
100人の女性インテリアコーディネーターのIC21です。
今回は、一人暮らし について。
~ワンルームだからできるあそびアレコレ~
かつて単身者といえば二十代の若年層が多いとされてきましたが、現在増加しているのは四十代から六十代。
人口が減少していても、単身世帯は今後増加していく傾向にあり、ワンルームなどの単身者向け物件は、より幅広い年齢層をターゲットにしなければならないでしょう。
20年前には主流だった6畳一間に3点ユニット+ミニキッチンという寝る場所を確保するだけの物件は、今はもう人気がありません。
ワンルームでも、自分のための時間や生き方を大切にできる空間かどうかが、選ばれる物件のカギになってきます。
そのカギの1つは、収納力。
一般的に、ワンルームは、居室スペースを広く確保するために収納が小さく、入居者の不満になるケースがほとんどです。
壁面の棚や天井近くの吊戸収納は、床面積を確保した上で収納力をアップできるので、オススメです。
特にオープン棚は、若年層には部屋をオシャレに自分好みに飾れるスペース、シニア層にはすぐ取り出せて分かりやすい便利なスペースとなります。
オーナーには、扉のある収納よりコストを抑えられるのも魅力です。
また、物件情報のお部屋の広さをそのままに収納確保できる“既製家具の設置”もよいですね。
素材を選べば、物件の魅力の一つになります。
2つ目のカギは、自分らしさを表現できる壁。
単身者の家具はベッド、ソファ、TV台、ローテーブルなど、シンプルでコンパクトです。
壁や床の色や素材を工夫し、入居者好みのインテリアであれば、差別化された物件になり、長く住んでもらえます。
最近人気の壁紙を選べるサービスもよいですが、入居者が自分で壁にデザインできる“装飾用のテープ”もオススメです。
貼ってはがせるこのテープは壁紙を傷つけず、現状回復も簡単。
入居時にプレゼントするのも面白いですね。
また、デザイン鏡や照明をこだわって備え付けると、内覧時に目を引く物件になります。
ワンルームだからこそできる“遊び”のある物件。 トライしてみてはいかがでしょうか。
IC21では
オーナー様のご要望を最大限に生かして、
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