ターゲット別住まい造りのコツ コンパクトさが魅力!2LDKでも大きすぎない
100人の女性インテリアコーディネーターのIC21です。
今回は、シニア世代① ~コンパクトさが魅力!2LDKでも大きすぎない~
シニアマーケティングという言葉があるくらい、注目されているシニア世代。
明確な定義はなく、45歳から65歳くらいまでの子育てを終えた世代を指すことが多いようです。
この世代に向けての部屋作りをご紹介していきます。
シニア世代といっても、現役で働いている方、リタイアして日々の生活を楽しんでいる方など実に様々。
外見は、体力的にも元気に見えるものの、現実には少しずつ体の衰えを感じ、今だけではなく、これから先も生活しやすく快適に暮らしていきたいと思っている人が多いのが現実です。
シニア世代の家というと“バリアフリー”が定番ですがそれだけではありません。
子育てを終えて、ライフスタイルが大きく変わり、夫婦二人暮らしやシングルが多いため、部屋数を必要としません。
部屋数よりも“狭すぎず広すぎない家”=“コンパクトな家”が、掃除をしやすく、生活動線のシンプルな暮らしやすい家と感じます。 また、家の中で過ごす時間が増えるため、趣味の空間があり、夫婦にとってのほどよい距離感を考慮できると良いでしょう。
小さい部屋が複数ある物件は、部屋数を減らし1LDKや2LDKにしてリビングダイニングを広く設け、水回りをできる限り集中させることで、シニア世代にとって魅力的な家ができあがります。
掃除のしやすさに注目すると、トイレや洗面、お風呂などの水まわりコーティングも1つのメリットになりそうです。
シニア世代が入居する賃貸では、入居者とのコミュニケーションも大切になってきますので、コーティングを定期的に行うサービスがあれば、清掃性もよく、入居者との接点が生まれます。
また、これ以外にも最近は清掃機能付きの設備も多く登場しています。
例えばトイレ。水を流すタイミングで自動洗浄してくれるものありますので、初期投資はかかりますが、こういった設備を標準装備しておくのも、シニア世代には魅力のひとつになるかもしれません。
IC21では
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