こんな物件に一目ぼれ ピンク
100人の女性インテリアコーディネーターのIC21です。
心拍数や血圧を修二に下げる効果を活用
今回の色は、ピンク。
ピンクには気持ちを優しくする効果があり、攻撃的な感情に悩まされたり、イライラしているときに、気持ちをやわらげてくれる色といわれています。
女性的な色と思われがちですが、男性にとっても気持ちを穏やかにしてくれる色ですので、その効果を利用し、アメリカでは少年院や刑務所の独房の壁をピンクにすることで暴力行為が減少しています。
ベーカー・ミラー・ピンクと呼ばれるこのややオレンジかがかったピンク色は、心拍数や血圧を瞬時に下げ、筋力の強さも2.7秒で減少させるという報告があります。
また、女性の美と深くかかわる色とも言われています。
特に寝室に使うと女性がきれいになるといわれていますので、壁やカーテンのような広範囲で目に触れる使い方をするとよいでしょう。
この効果を証明しようと、IC21のメンバーが自室の壁をピンクに塗装し、塗装前と塗装一ヵ月後に血液検査をしたところ、少ないと良いとされるFSH(卵胞刺激ホルモン)が1/3に減少、女性ホルモンの代表であるエストロゲンはなんと3倍になっていたということです。
風水ではピンクは子宮を暖め子宝に恵まれる色といわれていますが、こういった科学的裏づけがあればうなずけますね。
広範囲で居室に使う場合ベビーピンクやスモーキーピンクといわれるような淡い色の方が気持ちをやわらげる効果は大きいのですが、賃貸で使うにはややインパクトに欠けるかもしれません。
そこで写真の1Kのお部屋ではキッチンのタイルに濃いピンクとグレーを用い、淡いピンクの居室とにメリハリを与えました。
また、男性からは敬遠されるのではと心配されるオーナー様もいらっしゃいますが、2枚目の写真のように同じトーンのグリーンと、相性のよいダークブラウンに、モザイクタイルを組み合わせた上級テクニックで男性でも抵抗のないお部屋に仕上がっています。
どちらもパリのアパルトマンを思わせる粋な空間となっています。
IC21では
オーナー様のご要望を最大限に生かして、
予算にあった「差別化できる」リフォームを実現。
リフォーム・リノベーションについても是非お問い合わせください