こんな物件にひとめぼれ 紫
100人の女性インテリアコーディネーターのIC21です。
組み合わせる柄や色で効果やイメージが変化する紫
6回目のカラーは紫。
紫は、昔から国内外を問わず、王族や皇族といった位の高い人や聖職者のマントやローブに用いられてきました。
それは、高貴な神秘的な色とされていたためです。
そして、インテリアの空間においても赤と青の中間的な色であること、また暖い・寒いという温度感覚のない中性色であることで男女ともに好まれる色です。
紫は、青の鎮静効果と赤のエネルギッシュなパワーの両方を併せ持つ色で、相反する色が共存していることから多様な表情を生み出すことが可能です。
よって、組み合わせる柄や周辺に置く色で、その効果やイメージを自在に変化させることができる色とも言えます。
例えば、濃い紫だけでなく淡く明るい紫を加えることでカジュアルに、幾何学的な模様を組み合わせることでモダンなイメージになります。
また、グレーのダマスク柄のクロスとあわせ、照明をシャンデリアにすることでエレガントかつクラッシクな空間に仕上がります。
どちらの部屋も白木の床、ホワイトの家具、白い建具や巾木といった白と合わせることで、くどくならず清潔感があるお部屋となっています。
一方、黒っぽい色とあわせるとよりクラッシクで古典的なイメージが強く出すことができ、神秘的な雰囲気を持つ個性的な空間になります。
大 作曲家のワーグナーが紫色のベルベットの部屋で次々と傑作を生み出したのは有名な話です。
色の波長が人の本性を刺激するといわれ、赤と青の相反する性質が感性を鋭くしインスピレーションを高めるといわれているため創作活動をおこなう部屋に向いているのかもしれません。
青みが強い紫であれば沈静効果が高くなり浄化、催眠作用もありますので寝室に使うとよいでしょう。
ラベンダーと呼ばれる淡い紫は、特に若い女性に人気のある色です。
色を取り入れた部屋は女性からの支持も集まるでしょう。
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