こんな物件に一目ぼれ オレンジ
100人の女性インテリアコーディネーターのIC21です。
元気・楽しさを色のパワーから取り入れる
今回は、黄色とオレンジ。
黄色やオレンジを入れた実例を交えてその効果や取り入れ方をご紹介します。
暖かなイメージを持つ暖色系の代表色であるオレンジ。
火をイメージさせるオレンジは、温かみを空間にもたらしてくれるので、団欒の場に使用すると楽しくおおらかな雰囲気をもたらしてくれます。
この色はファミリーレストランに多く採用されますが、これは、オレンジの陽気で明るい気分にさせてくれる効果が、家族や大人数を対象にしたレストランには最適なのです。マンションなどで日の差し込みにくいお部屋に、明るいイメージを取り入れたければ、明るめのオレンジを使ってみてはいかがですか。
じめじめした感じを払拭できるはずです。
写真は白いフローリング、白い家具のお部屋に明るいオレンジとブルーをアクセントカラーとして壁に採用した賃貸物件です。
オレンジは、強い食欲増進効果があることから、キッチンやテーブル周りで使われると食事が美味しく感じられます。
しかし、オレンジだけを取り入れると、夏は暑く感じてしまうので注意が必要。
この写真のお部屋では、ブルーもほぼ同じ面積取り入れ、ブルーの沈静効果とオレンジの明るさをもたらす効果の両方を狙ったカラーコーディネートをしています。
同じような効果をもつ色にイエローがあります。
イエローは、朝の太陽、あるいは豊かな稲など、豊かさをイメージする色で、幸せのパワーを生み出す色と言われています。
写真のお部屋は、キッチンと洗面所を兼ねた空間の壁に、大胆にイエローを使用した例です。
キッチンが、袖壁で少し暗くなっていますが、この黄色い壁のおかげで光が反射し、明るい空間になっていますね。
朝、顔を洗うときにこの黄色い壁が目に入ることで、元気がでるような気がしませんか?
このように、オレンジや黄色は、人に楽しさや元気を与えてくれる心理的・視覚的な効果が強い色です。
インテリアにもうまく利用して、居心地のよい時間を過ごせる空間づくりを目指しましょう。
IC21では
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