こんな物件に一目ぼれ! 赤
100人の女性インテリアコーディネーターのIC21です。
ワンポイントでセンスアップ
お部屋の差別化のために低コストで一番効果があるのが、デザインに色を加える方法です。
IC21がデザインした部屋の入居者におこなったアンケートでも、入居の決め手は「色使い」でした。(家賃と立地を除く)
今回のシリーズでは、入居者を引き付けかつ失敗のない色の使い方について実例を交えてご紹介いたします。
第一回目は暖色系の代表色、ビビッドな「赤」。
赤はエネルギーを感じさせる色、気持ちを前向きにする色です。
インテリアの中に取り入れると、目を引きとても印象に残ります。
キッチンに赤を使用すると食欲がアップしたり、 玄関周りで取り入れるとお出かけ前のやる気UPにつながり、元気を与えてくれる効果があります。
しかし、注意したいのは使う面積。
赤を広範囲で使うと、夏場などは暑く感じやすくなります。
また、赤は膨張色・進出色であることから、狭いワンルームで使用するとお部屋が狭く感じる場合があります。
さらに注意したい点は、興奮色である赤は、血圧や心拍数を上げる作用がありますので、寝室やリビングなどくつろぎたい場所で使用するとリラックスしづらいことや、睡眠障害を起こすこともあります。
そこで知っておきたいことをご紹介します。
インテリアに色を使用する場合、ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーの三つの要素があります。
厳密な面積比率はありませんが、 一般的にベースカラー7割、アソートカラー2.5割、アクセントカラー0.5割の面積比率を守ると、美しい配色に仕上がりやすいと言われています。
赤はアクセントカラーとして使用することがオススメです。
例えば、モノトーンの中に赤をワンポイントで使うことで、地味になりがちなお部屋にアクセントを与えます。
単調になりがちな空間に躍動感が生まれ、楽しく明るいお部屋にすることができるのです。
デザイン性を豊かにして印象に残る部屋をつくりましょう。
IC21では
オーナー様のご要望を最大限に生かして、
予算にあった「差別化できる」リフォームを実現。
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