数字とカタチで分かる!暮らしやすい賃貸物件の作り方 居室編
100人の女性インテリアコーディネーターのIC21です。
あればいいわけじゃない!居室編
ワンルームの収納といえば、900mm幅のクローゼット1つ、ちょっと広めの単身者用でもせいぜい1800mm幅のクローゼット一つあれば十分と思っていませんか?
多くの場合、床から1800mmの高さに棚が1段あり、その下にパイプが1本ついていますが、これだけでは足りないケースがほとんどです。
しかし、これ以上床面積は減らしたくない。
そこでオススメなのが床面積に影響のない吊戸棚。
2350mmの天井高であれば、床から2000mmの高さに、高さ350mm・奥行き360mmくらいの吊戸を製作するとよいでしょう。
普段使わないけれど大事なモノ、季節の洋服や本などは、ここに収納できます。
吊戸の下にハンガーパイプФ25mmをつければ、毎日使うコートを掛けたり、アートを飾ったり、洗濯物を干したりと、自由度の高いサブ収納として活躍します。
ファミリータイプの居室でも、収納力を求める声が高い寝室や子供部屋に使える方法です。昔でいえば和室の天袋ですね。
また、収納用に大きな空間を設けただけの納戸のような間取りをよく見かけますが、これでは収納しにくく、せっかくの空間を有効利用できません。
棚板やハンガーパイプ等のパーツを組み合わせたシステム収納があれば、入居者は新しく収納家具を買わずにすみ、モノも入れやすく便利です。
後付けでDIYでも設置できるので、ただの納戸が立派なウォークインクローゼットに簡単に変身します。
洋服を吊るすスペースは奥行600mm必要。
それに人が動くスペース750~800mmを足して間口1350mm程度あれば十分です。
奥行が1800mmくらいある部屋ならば、突き当りにも収納棚を設けL型に配することも可能です。
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← 間口1350mm →
「つるす」「おく」「しまう」を上手に組み合わせると、幅広い種類の居室の荷物をすっきり使いやすくしまうことができます。
IC21では
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