素材を知って人気の部屋を作る 壁と小物を使いこなして魅力アップ①
100人の女性インテリアコーディネーターIC21です。
DIYから、表装リフォーム、スケルトン・リノベーションまで、内装変更への取り組み方は様々だと思いますが、やはり“人気の賃貸物件をつくりたい”気持ちに変わりはないはず。
そこで、改めて材料とその使い方を知って、保有物件を効果的に蘇らせるための、賃貸内装インテリアのモノ選びのコツを、実例写真を紹介しながら解説します。
暮らしに必要な小物こそセンスと使い勝手を充実
昭和の頃からよく見かけるプラスチック製のトイレットペーパーホルダー。
改良されてはいるけれど、リフォームを行う時にはオシャレなものに変更して欲しいという依頼を受けることが多いです。
同様にタオル掛けも「タオルを掛ける」という機能としては問題ないけれど、あと一歩目を引くデザインだと嬉しいですよね。
入居者目線で小物にまで心配りが施されている物件は、物件検討時のポイントUPに間違いなしです。
新たに何かを設けるのではなく、今ある壁を有効活用し、省スペースでもスッキリと収納でき、見た目にもセンスアップするアイデアを紹介します。(事例①)
スマホが置けるペーパーホルダー 洗練された機能とデザイン
・ペーパーホルダー&タオル掛け
自宅でもトイレに行くときにスマホを持っていく方は多いですね。
トイレ内のスマホ置き場として、棚付きトイレットペーパーホルダーが人気です。(事例②)
同様に洗面所のタオル掛けの上に棚があると、メガネや腕時計を外しての洗顔時には重宝します。
小さくても光る小物!を物件のイメージに合わせてセレクトしたいものですね。
・傘立て
必要だけど、玄関にあると邪魔になってしまうアイテムの1つとして傘立てがあります。
出入りの動線を妨げない位置にタオルハンガーを設置し、傘掛けにすれば床がスッキリとします。
傘の本数が多い場合は2段にして、下の段は折りたたみ傘をぶら下げても良いですね。(事例③)
収納や飾りに便利 あったら嬉しい入居者目線のアイテム
・ウォールラック
最近はDIYなどでも販売されているウォールラックですが、何台か設置すると、ちょっとした小物の収納場所やディスプレイになりますね。
玄関壁にウォールラックを設置すれば、キーケース、印鑑、UV対策用品など出がけに使用するものを置くことができ、お役立 ちアイテムとなります。(事例④)
・洗濯ロープ
下着などのランドリースペースとして、浴室の壁に設置できるランドリーロープがあります。
ホテルなどではよく見かけるアイテムで、使用しない時にはロープを壁付けの金物に収納できるのでスッキリします。
室内干し派の若者も増え、注目の逸品といえるでしょう。
・フック
玄関にコート用のフックがあると、来客時や雨で濡れた上着を掛けられますね。
横に何個か繋がっているバータイプのもので使用しない時は折りたためるフックだと、意匠的にもシャープで見栄えがします。
こちらも2個用意して、高い位置に取り付けたものはコート掛けとし、低い位置にはマスク掛けなど玄関周りの収納にするのも良いアイデアですね。(事例⑤)
・サポートチェア
ブーツの脱ぎ履きや幼児・高齢者などは、玄関に座れるスペースがあると嬉しいものです。
イスを置くほどの広さがあれば良いですが邪魔になることも多いので、壁からイスが出てくる収納式サポートチェアがあると助かります。(事例⑥)
・パネルカーテン
リビングの横に洗面所がある間取りや、来客時に見られたくないスペースだけど、ドアを付ける程の広さが無いという場合は、左右に開閉できるパネルカーテンがおすすめです。(事例⑦)
パネルには色柄を取り入れてお部屋のアクセントにしても良いでしょう。
高額な費用をかけたリフォームをしなくても、特に 壁を上手に使う提案で住む人にやさしい工夫ができる方法を紹介しました。 物件の魅力UPにつなげてもらえれば幸いです。
IC21では
オーナー様のご要望を最大限に生かして、
予算にあった「差別化できる」リフォームを実現。
リフォーム・リノベーションについても是非お問い合わせください