新生活様式で変わる賃貸&デキるインテリア やっぱり収納力のある家は強い①
100人の女性インテリアコーディネーターIC21です。
新型コロナウイルスにより大きく環境が変わり“新しい生活様式”を求めて人々の暮らしが変わりつつあります。
単なるウイルス対策だけでない、新しい暮らし方ができる住宅を提供していくために原状回復などのタイミングで手を加えられるポイントを紹介していきます。
可変性収納で住む人にフィットする収納を
ミニマリストと言う言葉が浸透し、シンプルな暮らしで、必要な物だけを持ち、必要以上の物をあまり持たない人も増えつつあります。
しかし一方で予測不能の自然災害やコロナなどの影響もあり、不予知の事態を警戒する人も増え、災害に備えたストック品やウイルス対策の為の備品などを持つ人が多くなったのではないでしょうか。
収納力は入居決定時のポイントの一つであり内覧時の重要なチェック項目。片付けが得意な人、不得意な人、物を多く持っている人、あまり物を持たない人など、物に対して様々な価値観や関わり方があります。
そして物の量や、種類、入居者の生活に合わせた可変性のある収納を取り入れることで、多くの活用方法を生み出せることでしょう。
今回は、賃貸でもできるアレンジ力に優れた収納スペース作りを紹介します。
実例①は、ガチャ柱と呼ばれるレールを壁に取り付け、穴に引っ掛けるような形でブラケットを差し込むことによって簡単に棚を設置することができる可動棚です。
これを壁に柱を取りつけておけば、棚の高さや、棚の数は入居者が自分の持っている物量や大きさに合わせて自由に調整することが可能です。
また、棚だけではなくハンガーパイプ式のものあります。入居者の身長や洋服のサイズ等に合わせたり、ファミリータイプの場合は子供の成長過程に合わせて高さを変えられます。
棚と併せて利用することで、より利便性が高くなり入居者が自由に何通りものアレンジができ、単なる収納スペース以外にインテリアの幅も広げられる点も魅力になるでしょう。
次回は、小さなスペースを有効活用して収納力を高める具体例をお伝えいたします。
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