賃貸住宅の空室を防ぐ!【家具家電付き住宅で差別化】
こんにちは。IC21です。
めっきり寒くなってきましたね。
今年も残す所あと一か月。年末は何かと忙しいですが、
体調管理には気を付けないといけませんね。
さて、今回のブログでは賃貸住宅の空室を防ぐアイディアとして【家具家電付き住宅】をお伝えします!
【賃貸住宅のモデルルーム化】
事務局では中古再販物件のモデルルーム化(家具や小物セレクト)を事例にいくつかあげていますが、賃貸のモデルルーム化という発想でお話しをしたいと思います。
最近、若い世代の思考としておしゃれなライフスタイルを過ごすために、インテリアにこだわった部屋に住みたいという欲求が高まっています。
しかしながら、いざ自分で家具を選ぼうとすると最終的にはまとまりのない部屋になってしまい、おしゃれなライフスタイルどころではなくなってしまうという話をよく聞きます。
実際、IC21のトータルコーディネートに20代~30代の単身者の方のお申込みが多くなっています。
そこで最近流行っているのが家具付賃貸住宅物件。最初からプロのインテリアコーディネーターに家具をセレクトしてもらうことで、入居者が部屋のインテリアに悩まずに快適に住むことができるというわけです。
まさに住んだその日から賃貸モデルルームに入居するという感覚。
特に若いお客様には、家具付賃貸住宅でおしゃれな暮らし方を簡単に得られるという手軽さが受けているようです。
さらに、モデルルーム化されたお部屋では、実際の生活がとてもイメージしやすくなります。お客様が物件探しをするうえで、部屋を見て自分たちの新しい生活空間がリアルにイメージできるということは、重要な選択肢となるのです。
最近は家具や照明、家電製品などをレンタルやリースする会社も増えています。
若者のインテリア意識の向上に伴い、これからは入居者におしゃれな生活空間を提供するということもオーナー様には必要なのかもしれませんね。
【震災リスクから造作家具への要望が高まっている】
次に、日本は震災のリスクがあります。
そのため造作家具(いわゆる造り付け家具、壁や建物の躯体に固定したもの)の安全性が注目されています。地震の際に新しいマンションなどでは建物の耐震構造はしっかりしていたのに、置き家具の転倒によっての怪我や事故が多発したと言われています。そのときの教訓で見直されているのが、地震の揺れでも転倒の心配がない造作家具です。最近は造作家具で作られた壁面収納や吊戸棚の要望が高まってきています。これからの賃貸住宅は、地震などの災害に備えた入居者の安全性も考慮することが必要になってくると思います。さらに造作家具は安全性ばかりではなく、既製家具と違いその部屋に合わせて色や素材や寸法などを自由にデザインできるというメリットもあります。お部屋の床材、壁材、建具材に合わせた素材や色をコーディネートすることで、部屋全体に統一感がでてきます。さらに、デッドスペースに収納棚を作ったり、壁一面に壁面収納を作ることで、より機能的ですっきりとした空間になります。部屋の安全性や機能性、デザイン性が求められている今、造作家具は有効な選択肢なのではないでしょうか。
【家具コストを抑えてファブリックで素敵に見せる】
家具にコストをかけずに素敵な部屋に見せる方法としてお勧めするのは、ファブリック(布製品)を上手くコーディネートすることです。
色使いや柄を上手く組み合わせたれば部屋の印象はとても華やかになるのです!
ソファを選ぶときは、ファブリックのカバーリング(ソファカバーが脱着できるタイプ)のものをお勧めします。カバーリングはソファが汚れた場合でもすぐにクリーニングができます。さらに、汚れが取れなくなった場合や破損した場合も、ソファ自体を買い替えることなくカバー交換するだけで済みます。手軽に色や柄を変えられるカバーリングなら簡単にお部屋の模様替えも可能。さらに、ファブリックの中でも大きな面積を占めるカーテンをソファと合わせてトータルコーディネートすることで、それほどコストをかけずに部屋全体が高級感のあるインテリアになります。
家具付賃貸物件の場合、ファブリックを上手くコーディネートすれば高いコストをかけずにオーナー様の負担を抑えつつ付加価値をいっそう高めることができます。