実例に見る!内覧者にピンとくるデザイン ~賃貸リフォームデザインのポイント~「表層リフォームでターゲットを絞り込む」メンズラグジュアリー”大人の男の上質“ 続編 ~後篇
IC21のKobayashiです。
今回は賃貸リフォームのデザインのポイント紹介シリーズ、
「表層リフォームでターゲットを絞り込む続編」の後編です。
物件のコンセプトは引き続き
“「メンズラグジュアリー~大人の男の上質」 ”
物件の販売促進についてお伝えします。
[Step4] 販売促進を考える
今回のオーナーは、不動産業も営まれており、
空室改善=販売促進の重要性も熟知されています。
内装のセレクトを確認していただくための3Dパースを、
工事中から宣伝物として使えないだろうか?
というお話をいただいていました。
もちろん具体的な寸法があれば
実際にかなり近いものを作成できますし、
事前告知に使えるようなキャッチコピーで、
物件の(内装)のアピールをしていくことも
お薦めしました。
工事中からの、そういった販売促進活動によって、
空室期間を短縮できるだけでなく、
オーナーとお客様のこだわりが合致しやすく、
入居後も長く住んでもらえる可能性が高くなるでしょう。
内装の魅力を伝える以外にも、
家具配置が難しそうな物件などは、
3Dパースによって
「この空間は、こんな風に使えるんだ!」
という気づきにもつなぎつながるので、
工事完了後の物件に、
オーナーからのコメントと共に置いておくなどすれば、
仲介業者の案内がスムーズで、
且つ力を入れてくれるという利点もあるようです。
[まとめ]
今回のように、
1LDKの表装替えだけとはいっても、
ターゲットやコンセプトをしっかり考えながら、
自信を持ってリフォームデザインに
落とし込んでいっていただけると、
ターゲット=内覧者=入居者=長く住んでいただける…
という流れがスムーズになることと思います。
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次回はこの物件の「魅せるポイント」や、オーナー様の声をお伝えします。