注目される賃貸スタイル 民泊編
100人の女性インテリアコーディネーターのIC21です。
第12回~民泊~ 近年、全国的に日本に訪れる外国人は急激に増えています。
観光客にとって文化の違う日本での宿泊は楽しみでもありますが、出費は抑えたいところ。
その両方を叶えられるのが、気軽に泊まれる民泊です。
内装を工夫するだけで様変わりできるので、アパートやマンションの空室だけを民泊として貸し出しているオーナーさんも多いと思います。
見た目だけではなく、機能的にも快適な日本らしさを感じてもらえる空間作りとは?
まず日本らしさを表現する上で、外せないのが畳です。
靴を脱ぎ、歩いたり、座ったり、寝転んだりする感覚は是非外国人に味わってもらいたいもの。
既存の流用や置き畳も良いのですが、フローリングの一部を高さのある畳空間にすれば、椅子に慣れている外国人もソファーのように腰かけることもできて馴染みが良く、違和感なく使ってもらえることでしょう。
収納付でユニットになっている便利な商品もあるので、家具としてお部屋に合わせて配置を変え、ベンチにしたり、ベッドにしたり。気軽にくつろぎ空間が完成するのでお勧めです。

洋室の一角を和室に
和室では襖も面白い使い方ができるアイテムです。
枠を額縁のようにみたて、絵を飾る感覚で「The 日本」的な柄を取り入れてみてはどうでしょう。
全て揃える必要もないので部分的に張り替えるだけでも違った印象になります。
写真映えする空間をつくれば、次の観光客へのアピールにつながるかもしれません。

和モダン
また、民泊ではコンパクトで使いやすい水廻りも重要です。
限られたスペースで個室トイレにこだわることもないので、最低限必要なトイレと洗面台を同室に設置。 浴槽はやめてシャワーユニットにする分、脱衣スペースなどを広めにとるのも有効です。
さらにトイレや洗面台の白に生えるようなコントラストの強い色やアクセントクロスなどでポップな空間に仕上げれば、好感度は上がり人気物件になることでしょう。
IC21では
オーナー様のご要望を最大限に生かして、
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