第一印象が肝心! 12のインテリアスタイル ヴィンテージ スタイル編
100人の女性インテリアコーディネーターのIC21です。
第8回 ヴィンテージ スタイル
ファッションでも家具でもワインでも、ただ古いだけでなく時間の経過によって高い価値を得たものが「ヴィンテージ」。・・・というのが一般的なイメージですが、近年、インテリアでは「ヴィンテージ“風”」「ユーズド加工」などの言葉のように、わざと使いこまれたような加工を施したヴィンテージ・テイストが注目されています。
家具をはじめ、フロアタイルやクロス、キッチン扉の面材にまで、古木の荒い節や色褪せ等が実物さながらに表現されています。
メーカー量産品も増えてきているため柄も豊富で価格もお手頃になり、30代男性を中心にDIY好きな若い世代にも人気が高まっています。
まさに、賃貸物件ユーザーがターゲットになるとは思いませんか?
コーディネートのポイントとしては、古材の風合いで統一させること。
トーンを落とした内装材をベースに、古木そのモノを貼ったり、古材風の建具や棚、アクセントクロス、煉瓦調タイル等で味付けをします。
さらに、アイアンや革製品等の小物遣いまでこだわれば完成度がアップ!
DIYに挑戦しても手作り感が味わいになりますし、小物もアイアン風のマット塗装金物やユーズド加工のビニールレザーなどで代用すれば安価なリフォームも可能です。
その中でも、特にこだわりたいのは洗面などの水廻り。
よくある白い壁の明るい内装とユニットタイプの洗面化粧台では、内覧者の気持ちも一気に冷めてしまいます。
床材は、削れた目地風の石目調フロアタイルやクッションフロアでトーンを落とし、木製カウンターに置き型の陶器やホーロー製洗面ボウル。
タオル掛けなどアクセサリーにもこだわれば、狭い空間だからこそ内覧者の目を引く演出ができます。
IC21では
オーナー様のご要望を最大限に生かして、
予算にあった「差別化できる」リフォームを実現。
リフォーム・リノベーションについても是非お問い合わせください