IC21のブログ

2024/08/28

第一印象が肝心! 12のインテリアスタイル 北欧編

100人の女性インテリアコーディネーターのIC21です。

第1回 北欧スタイル

北欧スタイルというインテリアスタイルが全国的に認知されるようになったのは、2006年に公開された映画「かもめ食堂」がきっかけでしょうか?

舞台はフィンランドのヘルシンキ、主人公ミドリが営む食堂のインテリアが、まさに北欧スタイルでした。

北欧では日照時間が短く、極寒をしのぐため、家の中で快適に過ごす工夫がされてきました。

そのため、優れたインテリアデザインを育む土壌があります。

特徴としては、シンプル&ナチュラルなスタイル。

森の豊かな土地柄から、ぬくもりのある木製の床材や家具が多く見受けられます。

少ない日光をお部屋の中にふんだんに取り込むため、白を基調とした壁材に、赤や青、緑などポップなカラーをアクセントに使い、長い北の冬を楽しく彩るのが北欧風です。

シンプルだけど温もりのある幾何学模様や、愛らしい動植物をモチーフにしたファブリックもその特徴の一つです。

この北欧スタイル、日本でも大人気!というより、定番になりました。

住空間に自然を取り込む和室の縁側や、床や壁に使われる木材など、日本人の生活に、北欧スタイルはしっくりと馴染むようです。

このスタイルを賃貸住宅に取り入れない手はありません。

入居者のターゲットは女性でも、ファミリーでも、万人受けするといってよいでしょう。

床材は、パイン、メープルなどの明るめの素材がオススメ。

もちろん、無垢材を使わなくても、それらしいフロアタイルで十分です。

壁材は、白い量産クロスをベースにして、フォーカルポイントの壁一面に北欧モチーフ柄のアクセントクロスを貼るとよいでしょう。

北欧スタイル

モザイクタイルのキッチン

見せ場は、キッチンなどの水周り。キッチン設備を充実させれば、「かもめ食堂」のイメージもあって、お料理好きに気に入ってもらえるでしょう。

北欧らしいポップなカラーのモザイクタイルを貼ると、内覧者の目を引くこと間違いありません。

北欧スタイルは、今大人気のイケアやニトリの家具にもピッタリ合うので、セールストークに使うのもオススメですね。

 

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