ターゲット別住まい造りのコツ SOHOしたい人
100人の女性インテリアコーディネーターのIC21です。
今回のポイントは、
~公私をゆるーく分離!スモールオフィス・ホームオフィス、略してSOHO~
小さなオフィスや自宅でビジネスを行うという働き方もすっかり定着してきました。
SOHOをターゲットとした賃貸住宅を考えるとき、どのような点に気を付けるとよいでしょうか。
自宅とオフィスを兼ねる場合、仕事とプライベートをいかに分けるかがポイントとなってきます。
SOHOで特に困るのが来客時です。
専用のミーティングルームを設けられればもちろんよいのですが、現実的にはプライベートなスペースを兼用せざるを得ない場合が多いでしょう。
例えば、ダイニングテーブルを打ち合わせ机としても使う場合、すぐ横のキッチンが丸見えでは、オフィスとしての体裁をなしません。
そんなとき便利なのが、ロールスクリーンです。普段は開けておき、来客時には見せたくない部分をサッと目隠しするという使い方ができます。
インテリアとして活かすなら、ブラインドもオススメです。
またSOHOでは、オフィスから受ける印象が、事業主の印象に直結しがちなものです。
打ち合わせスペースに一点目を引くおしゃれな照明を取り付ければ、好感度アップにつながるので入居者に喜ばれるでしょう。
このように、厳密に公私を分離するのではなく、うまく兼用しながら、来客の目に留まるところに集中してコストかけるとよいでしょう。
自宅とオフィスの大きな違いとして、靴を脱ぐか履いたままかということが挙げられます。
SOHO向けには、土足対応可能な床素材にしておくと、より評価が高まるでしょう。
フローリングでも土足対応のものがありますし、Pタイル、長尺シートなど、商業施設で使われる床材はデザインが豊富に揃っています。
最後に、SOHOに欠かせないのは、インターネット環境です。
インターネットの発達により、自宅などでもビジネスを行うことが可能になったのですから、インターネット回線はSOHOの生命線といえます。
高速回線の引き込みはもちろんのこと、WiFiももはや必須といえるでしょう。
IC21では
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