IC21のブログ

2024/04/17

ターゲット別住まい造りのコツ  こだわりのワンルーム

100人の女性インテリアコーディネーターのIC21です。

今回は、一人暮らし について。

~ワンルームだからできるあそびアレコレ~

かつて単身者といえば二十代の若年層が多いとされてきましたが、現在増加しているのは四十代から六十代。

人口が減少していても、単身世帯は今後増加していく傾向にあり、ワンルームなどの単身者向け物件は、より幅広い年齢層をターゲットにしなければならないでしょう。

20年前には主流だった6畳一間に3点ユニット+ミニキッチンという寝る場所を確保するだけの物件は、今はもう人気がありません。

ワンルームでも、自分のための時間や生き方を大切にできる空間かどうかが、選ばれる物件のカギになってきます。

そのカギの1つは、収納力。

一般的に、ワンルームは、居室スペースを広く確保するために収納が小さく、入居者の不満になるケースがほとんどです。

壁面の棚や天井近くの吊戸収納は、床面積を確保した上で収納力をアップできるので、オススメです。

 

作り付けクローゼット

壁面を活用したクローセット収納

 

特にオープン棚は、若年層には部屋をオシャレに自分好みに飾れるスペース、シニア層にはすぐ取り出せて分かりやすい便利なスペースとなります。

オーナーには、扉のある収納よりコストを抑えられるのも魅力です。

また、物件情報のお部屋の広さをそのままに収納確保できる“既製家具の設置”もよいですね。

 

既製家具でキッチン収納

かっこいい既製家具を設置

 

素材を選べば、物件の魅力の一つになります。  

 

2つ目のカギは、自分らしさを表現できる壁。

単身者の家具はベッド、ソファ、TV台、ローテーブルなど、シンプルでコンパクトです。

壁や床の色や素材を工夫し、入居者好みのインテリアであれば、差別化された物件になり、長く住んでもらえます。

最近人気の壁紙を選べるサービスもよいですが、入居者が自分で壁にデザインできる“装飾用のテープ”もオススメです。

貼ってはがせるこのテープは壁紙を傷つけず、現状回復も簡単。

入居時にプレゼントするのも面白いですね。

 

壁紙

はがせるテープで白い壁面をアレンジ

 

また、デザイン鏡や照明をこだわって備え付けると、内覧時に目を引く物件になります。

ワンルームだからこそできる“遊び”のある物件。 トライしてみてはいかがでしょうか。  

 

IC21では

オーナー様のご要望を最大限に生かして、

予算にあった「差別化できる」リフォームを実現。

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