こんな物件に一目ぼれ! グレー
100人の女性インテリアコーディネーターのIC21です。
どの色ともなじみやすいグレー
今回の色はグレー。
グレーを使用した実例を交えながらその効果や取り入れ方をご紹介します。
グレーは、白や黒といった無彩色の中でも中間に位置する色で、比較的ニュートラルで万人に受け入れられやすい色です。
心理的効果としてはおおらかでナチュラル。 お穏やかで控えめな印象で、部屋に落ち着きを与えてくれる効果があります。
濃すぎず薄すぎないグレーを使用すると、ドア・フローリング・壁紙などの建材にどんな色がきてもなじみやすく、かつ大人っぽい雰囲気を作ることができます。
壁のアクセントウォールを薄いグレーにして白木のフローリングと合わせれば写真1のよう北欧調の落ち着いた雰囲気になります。 こちらのお部屋には「黒とピンクが好き!」という20代前半の女性が一目ぼれして完成後、即ご入居。
ただの白い壁よりピンクのカーテンと黒い家具が「おしゃれに見える!」と大変満足していただいています。
同じ壁でも床を濃いウォルナットのフローリングにすれば大人っぽいエレガントな空間になるというように、グレーは合わせるものによって様々なテイストを作り出せる色です。 無個性な色ともいわれますが、逆に言えばどんな色を持ってきてもなじむ色ですので、入居者しだいでいろいろな家具が入る賃貸物件には向いています。
また、黒ではシャープすぎると感じる場合はグレーの濃淡を混ぜることで中和させることができます。
写真2の黒いタイルを大胆に使ったワンルームでは、男性的になりがちなクールなお部屋が、グレーを入れることで女性にも受け入れられやすいアーティスティックな空間となりました。
仕事の効率を上げる効果のあるグレーはオフィスの定番色。
一致団結を促す色でもあるので会議室にもうってつけです。
しかし多用しすぎると独創性や行動力を抑えるとも言われています。
また、白と比べ反射も少ないので日当たりの悪い部屋などであまり濃い色を使うと一層暗く感じてしまいますので使う面積と明度には注意が必要です。
IC21では、オーナー様のご要望を最大限に生かして、
予算にあった「差別化できる」リフォームを実現。
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