こんな物件に一目ぼれ! 白
100人の女性インテリアコーディネーターのIC21です。
建具や床を白で統一し明るい空間演出
白い壁にフローリングの床。
新築であればもっとも無機質な組み合わせでありますが、それだけで勝負ができますか?
いわゆる「量産クロス」といわれる白のビニールクロスに木質系の床ではあっという間に陳腐化してしまいます。
とはいえ、ピュアなイメージを持つ白。 真っ白な部屋は明るく清潔感があり、また広く見せる効果もあります。
白で勝負するならば、建具も白に。
できれば床までも白にしてみましょう。
真っ白にしてしまえばとってもおしゃれです。
日の当たらない玄関も広く明るく感じられ、ワンポイントで使ったウォールシールがくっきりと目立ちます。
相性を気にしなくてよいのも白の良いところ。柄だけでなくアクセントの差し色をいれても目立ちます。
このように色や柄が映えるのも白ならでは。中途半端な色や安っぽいポリ合板の建具であれば思い切って白く塗装してみましょう。
白で重要になってくるのは、質感です。
コテ跡を残した塗装で素朴な仕上がりに見せるのもいいでしょう。
かすれて古びた感じを出すようなシャビーな塗装にすればカントリー風に仕上がります。
また、築年数のたった物件であれば、壁の痛みや傷、内装を解体した跡などもそのまま素人仕事のようにペンキで塗ってしまえば、ニューヨークのソーホースタイルの出来上がり。
これらはあえてきれいな仕上げにしないので、クロスの上からDIYでもできてしまいます。
こちらで紹介する物件は、 天井を壊し上階の配管もむき出し、下地の状態も場所によってはバラバラでしたが何も処理はしないで白のペンキを塗りました。
とびらのあるような収納も一切つくらず太いフレームラックのステンレスラックを固定して倉庫のような雰囲気を作りました。
飾りのないキッチンを組み合わせ、ハードモダン をコンセプトにしたキッチンの完成です。
若い独身男性を想定したこの部屋に入居したのは、なんと50代のご夫婦でした。
質感を組み合わせ次第でいろいろな表情を見せる白。 ひと工夫で個性的な部屋にしてみましょう。
IC21では
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