こんな物件に一目ぼれ!青
100人の女性インテリアコーディネーターのIC21です。
床との組み合わせで爽やかさUP
お部屋のデザインに色を加える手法は、比較的低予算で差別化を行うのに効果的です。
前回に続いて、色の効果を取り入れかつ失敗のない色の使い方についてご紹介しています。
今回の色は前回の赤と対照的な、寒色系の代表色「青」。
IC21の入居者アンケートでは、青は男女問わず一目ぼれ度の高い色でした。
管理会社からも内覧時の反応がよく入居が決まりやすいと好評です。
ここ何年かインテリアで続く北欧ブーム。
代表的な北欧カラーも澄んだ空をイメージさせる青ですね。
白木の天然木風の床とあわせれば明るく爽やかで、新婚さんや若い世代に人気のお部屋となります。
IC21デザインの入居者に対する直接取材でも、白木の床と白くペイントした建具でフレンチカントリー風にしたお部屋は「とても爽やかでかわいい」と若い女性から好評です。
黄色の壁とグリーン系の柄の壁紙とあわせたクラッシクなお部屋は「ハイセンスで他にはない」と独身男性の入居の決め手となりました。
このように、青は比較的組み合わせがしやすく、いろんな表情の出せる色なのです。
鮮やかな青は清潔感を、深い青は落ち着いて高貴な印象を与えます。
またジャパンブルーと呼ばれる藍色で和風のお部屋を演出するなどコンセプトにあわせて使ってみましょう。
青は、集中力を高める沈静色としての心理的効果があります。
オフィスの壁や勉強部屋にはうってつけの色となります。
時間の経過を遅く感じさせる効果がありますから、長い会議や勉強も苦痛を感じにくくなります。
しかし、ペールトーンにあたる、シャーベットブルーのような青を広範囲に使うと、全体的にお部屋が寒く感じてしまいます。
実際、暖色系でまとめた部屋と、寒色系でまとめた部屋では体感温度が3度違うという研究結果もあります。
これでは夏場は良くても冬は考え物ですね。
また自然界に存在しない色ですので、食欲を減退させる色でもあります。
食事をする場所にはあまりふさわしくない色といえるでしょう。
シーンに合わせて、色を取り入れてみて下さい。
IC21では
オーナー様のご要望を最大限に生かして、
予算にあった「差別化できる」リフォームを実現。
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